その昔うさぎと亀の話をしたのを覚えているでしょうか。(詳細は私の過去のブログへ)
私はあれから自分を亀とすんなり受け入れています。それも日本昔話の結末とは違う亀としてね。
話戻しましてっと。
山あり谷あり、楽ありゃ苦ありとかいうけど実際、
“山あり谷ありまくり断崖絶壁大ピンチ、
苦ばかり楽は一体いつくるの?難題ばかりどんなもんじゃい!”(だいぶ盛ってる)
ってローラーコースターのような日々。
それでも今私がコートに立ち続けられているのは今しか考えなくなったからだと思う。
そしてそういう日々が少しでもカタチになったときのあの高揚感、充実感。
それを体現できたときに、共に戦ってくれているコーチ達の顔を見たら、安心感と感謝で胸がいっぱいになる。
それを唯一感じれるのが日本である全日本選手権だから特に頑張りたいなって思う。
普段なかなか遠征にコーチを連れていけないし、そうなったときに誰に助けを求めていいか分からないときもある。見てくれないじゃん、とか拗ねたこともあったけどいつからか上手くそうゆう気持ちに折り合いをつけれるようになった時からなんかいろいろ楽になった。
なんだかんだそしてまたラケットを握って立っている。
それもこれも私の中で今が全てだから。
その昔何か自分にも天才的なもんがありゃしないかと劣等感を抱いて周りと比べたときもあったけど、結局そんなもんなくって
凡才の私には目の前のことを全力でやる事が唯一できることだと。そりゃ全力で頑張れなくてタンクした日もあるし、今後そういう時も絶対出てくるけど、そうなったらあんたは負けるぞと心の片隅に常に置いときます。笑
そしてそんな自分でどこまでいくことができるかという自分への挑戦。
そしてそれを温かく見守ってくれるこの環境に感謝しかない。
ほんと感謝という言葉だけじゃ伝わらないのが悔しいくらい。
テニスラボという土台の環境があり、
ラケットもシューズも着てる服も不自由なく、
ストリングも万全で、
日々身体を作り上げてくれるトレーナーさん達がいて、
家族は常に味方でいてくれて、仲間だと思える人もいる。
個人競技なんだから仲間は別にいらないんだけど、もし本当に仲間と思える人が周りにいるのなら、共に上を向いて歩けたらいい。
みんなが成功する訳じゃないけど少なくとも成功と思える道に向かって歩いていけてるならいい。
私からしたらかけがえのない全てが揃って今、オンコートに立てている。
いつ終わりが来てもいいように。
大事なのは今。
今を生きてるから。今を。全力で。
今しかできないこと。今しか見れない景色。
今しか味わえない感情。
後悔なく。
燃えて生き尽くしてやろう。
私今が1番楽しいです!
葉台子